ノンストップ


その線路の先に何があるのか
知らずに進むのは余りにも恐ろしくて

けれどあの頃の僕らには
走り続ける電車から飛び降りるだけの
勇気はなかった

もう何処へも逃げられない
スピードはひたすらに増すばかり